みんな大好きホッケ！ よくスーパーで開きにして売ってるのを見たことがあると思います。実は秋田の海では堤防や地磯で釣れるんです！ 初心者でも簡単に釣ることができるので、ぜひ参考にしてみたください。今回は釣りはしたことあるけど、ホッケ釣りは初めての人向けの記事となっております。
ー 目次 ー
ホッケ釣りの概要
秋田でホッケ釣りの旬は３月、４月です。ポイントとタイミングさえ合えば簡単に釣ることができます！ 難しい仕掛けも必要ありません。エサでもルアーでも釣ることができますが、今回はエサ釣りを紹介します。
いつ釣れる？
３月、４月って言っても、もっと具体的に教えてよ！
はい、それめちゃ大事ですよね。私も確実に大漁に釣れる日を知りたいですが、分からないのが現状です（笑）。私はいろいろな人のブログ記事、釣具店等にエサを買いに行ったりした時に情報を仕入れます。
どこで釣れる？ おすすめの場所は？
はっきり言いますが、男鹿でやってください！（笑）
その理由を説明します。私の知る限りでは、にかほ市と秋田市、男鹿が実績高のように感じます（すいません、能代方面ではやったことありません。）なぜ、その中でも男鹿でやったほうがいいのかというと、釣り人がめちゃ多いからです。釣り人がいれば聞いて情報を仕入れることができますが、釣り人がいないと確認できません。もしかすれば、たまたま群れに当たることができるかもしれませんが、釣り人に聞いて場所を選定しやすい男鹿のほうが有利ではないでしょうか。
特に男鹿半島の中でも、釣りがしやすい船川港-ゴジラ岩間がおすすめです。ゴジラ岩周辺の地磯であれば道路から釣り人を確認することができます。
男鹿の地磯
ウキでホッケを釣ってみよう！
まずはウキ釣りを紹介。
〇仕掛全体を紹介（下図）。
手元から順に、ウキ止め、ウキ、サルカン、サビキ、オモリのいたってシンプルな構成です。
〇道具と仕掛
竿：
磯竿3号遠投の4.5ｍをおすすめします。磯竿は5.3ｍもありますが使い勝手が悪くなることなどから4.5ｍをおすすめします。遠投タイプを勧めるのは、この後紹介しますが、ちょい投げでも釣れるからです。
リール：
何でもいいです(笑)。
「適当かいっ！」
適当ではないんですが、しいていうなら重すぎないスピニングリールがいいと思います。私はダイワのクレストを万能リールとして使用しています。
ナイロンの4号程度を使用します。安いもので構いません。
カラマンボウを使用するかウキゴムに爪楊枝を刺してとめてください。
10号から12号程度のウキが使いやすいです。丸型のウキに煙突がついたタイプが視認性が良くおすすめです。
サビキ：
ホッケ専用のサビキが市販されています。アジ釣りで使うようなサビキでも問題はありませんが、ホッケは大きいものだと30ｃｍを超えてきますので、10号程度の大きめのものをおすすめします。
オモリ：
ナスオモリです。基本はウキの号数と同じものを選択しますが、メーカーによって違いますので前後の号数のオモリを用意し微調整します。
〇エサ
撒きエサと付けエサを用意します。
付けエサ：
私はサビキにエビを付けます。群れが来て釣れてるときは不要です。なかなか釣れない時は付けた方がいいように思います。
撒きエサ：
ホッケ専用のエサにアミエビを混ぜます。私はさらにクロダイ用のエサを混ぜたりしてます。私は朝から夕方までの釣行で15L分作っていきます。
撒きエサ
〇釣り方
まず釣りを開始する前に撒きエサを投げ込みます。杓で10投くらい投げ入れ、群れをおびき寄せます。
次に仕掛けを投入します。ウキの棚は中層から下層あたりを攻めれるように調整してください。
〇コツ
①全く釣れない
群れが近くにいない可能性がありますので移動も有りかと思います。
②たまに釣れる
撒き餌を撒いてホッケを集めましょう。サビキの前後にカゴを付けるのも有効です。
③フィーバーしてる
地合いがきたとき、群れが集まっている時です。サビキにエサを付けなくても釣れる場合は付けエサ不要です。また、上下にサビいて釣れる時はウキを外しましょう。
投げ釣り（ちょい投げ）でホッケを釣ってみよう！
先ほどはウキ釣りを紹介しましたが、投げても釣ることができます。ただし、地磯では引っかかると思いますので引っかからないところ限定です。
〇仕掛全体を紹介（下図）。
投げ仕掛け
〇道具と仕掛
竿とリールとライン：
先ほど紹介したサビキの時と同じもので構いません。
オモリ：
8号から10号程度のジェットテンビンなどを使います。
投げようの仕掛け：
キス釣りなどでもおなじみの投げ仕掛です。10号から12号程度を使用します。
〇エサ：
アオイソメなどを使用します。
（時期的に売っている餌が限定されているというのもありますが・・・）
〇釣り方
通常のぶっこみ釣りと同様です。この仕掛けでは遠投できませんので、30ｍ以内の近場に投げ込みます。ドラグを緩める必要はありません。竿先にあたりが出たら即合わせてフッキングし、巻きます。よほど大きなホッケかそれ以外の魚がこない限り切れることは無いと思いますが・・・
〇コツ
コツは特にありません。しいて言うなら、竿先をよく見ていましょう。
ウキ釣りと投げ釣りの併用
釣りを開始して、いきなりフィーバーなんてことがあればいいですが、なかなか無いと思います。
そんな時はウキ釣りと投げ釣りの併用ということで竿を2本使います！
両方とも待つことがメインの釣りなので併用できます。問題点はエサ代がかかることかな・・・
さいごに
今回はホッケ釣り初心者のための釣り方・エサ・道具の基本を紹介しました。特に難しい技術も要らなくお手軽な道具で楽しむことができるので、ぜひ参考にしてみてください。
