友釣り9投目「H30ハタハタ釣り1回目」

 

日時 平成30年12月15日

場所 道川漁港

釣果 ハタハタ

 

皆さんはハタハタご存知でしょうか?

秋田のほか日本海側の各地で12月初め〜1月半ばくらいまで釣られている魚です。

特に秋田では冬の風物詩として人気が高く、よく釣れるところだと大勢の釣り客で24時間賑わいます。

 

普段は沖の砂地で外敵から隠れているハタハタですが

冬の産卵期には磯場やテトラへ産卵のため接岸します。

メスの卵は「ブリコ」と呼ばれ、独特の弾力と粘りが珍味として人気です。

 

この日は由利本荘市の道の駅いわきに隣接する道川漁港へ行きました。

道川漁港は沖に突き出た島式漁港で、春にはイナダなどの回遊魚も釣れるスポットです。

 

土曜仕事が終わってからの21時、現地は大勢の釣り客で賑わっていました。

もはや割って入る隙間も無く心が折れかけます。

この日は釣りを始めたばかりの会社の同僚も連れて行ったのですが

面倒見ようとするなら2人分入れてもらわなきゃいけない....けどコレ無理やろぉ...。

と、たまに1人で入れてもらったりしながら(裏切り!)場所を探して22時。

 

22時半を回っても、ポツポツ空くかと思いきや、車で待機してた人が入れ替わり立ち替わりで全く空かず。

それならと、竿を片付け始めてる人を探して、なんとか入れたのは一番浅くて砂地の人気薄エリア!

しかも陸地に向いているため、不利も不利でしたが、夜中に1時間半も指くわえて見てるのはツラすぎます。

 

仕掛けは簡単なサビキ仕掛け。

ハタハタ釣りは手返しが重要なため返しの付いていない針を使用します。

ウキもありませんが、夜釣りなのでケミホタルがポイントです。

竿は投げ竿(4.2m)を持ってきてましたが長すぎました。重いです。

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ハタハタ仕掛け

まずは底までオモリを落として、しゃくります。

しゃくる時は素早く底から50cmくらい浮かせて、また底に落とすイメージです。

ということを同僚に説明し、いざ釣りスタート!!

 

やり始めるとすぐに1匹

続いて2匹

ノンストップでポンポン釣れて、すぐに8匹ゲットしました。

寒い中、約2時間近くも場所取りに苦戦していたので一旦トイレに逃げます。

 

先ほど竿が長すぎたと書きましたが、この日はその余計な長さが功を奏しました。

実はこのポイント、周囲の人たちは全く釣れていませんでした。

どうやら人が多すぎてハタハタが岸際に寄らなかったんですね。

そんな中で我々だけがポンポン釣れ始めたので、トイレから戻った時には

隣の人がウキをつけてちょい投げサビキにシフトチェンジしていました。

 

同僚も8匹釣って数が並びました。

しかし、同僚によると、私が戻る少し前からだいぶアタリが渋くなってきたとのこと。

えぇー...トイレいってる場合じゃなかったやん...。

やってみると、確かに渋い。

ポツポツとアタリは来るものの、先ほどとは比べるべくもありません。

結局、1時間半くらいかけて私が20匹、同僚が15匹くらい釣ったところでピタッと釣れなくなりました。

 

そこからも少し粘りましたが、時刻は午前2時すぎ...。

ちょい投げしてみようかな〜なんて投げてみたところ、見事に根掛かりして仕掛けを失ってしまい、同時にやる気も消え失せました。

仕事終わりで釣りにきた事もあり、眠くて仕方ありません。

 

20匹もいれば3人暮らしの我が家では充分なのですが、同僚に聞いたところ

「せっかくなのでまだハタハタ釣りたい!でも眠たい!」

と言うので

「じゃあまた7時間後〜♪」

と約束して、ひとまず納竿となりました。

続きます。

 

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